こんにちは、BabyJです😊。
英語学習には、生きた英語に触れることが不可欠です。
そうは言っても、基礎的な学習ー文法やパターンを覚えることーも土台として必要です。基礎学習と生きた英語に触れることは車の両輪なのです。
また、一方、英語のインプットとアウトプットも、もう1つ別の不可欠な両輪です。
つまり、英語学習には、(1) 基礎&生きた英語、(2)インプット&アウトプットのダブルの両輪が不可欠だ、と言うことになります。
そして、基礎学習をするなら、なるべく生きた英語表現を使って学ぶ方が楽しいし、やる気も出るし、効果的なのです。
そして、もしも、お子さんも英語学習中ならば、親子で英語を学ぶのもおすすめです。なぜなら、一冊の教材を親子で一緒に学べて、安上がりの上、親子のコミュニケーションにも繋がるからです。
今日は、生きた英語表現で練習できる基礎学習教材を使用して、親子で英語を学ぶ方法をご紹介します。
English in Common Level 1 Student Book B and Workbook B with ActiveBook CD-ROM
生きた英語表現で練習できる基礎学習教材「English in Common」
実は、数年前まで、会社の英会話事業 (COCO塾)のカリキュラムプランニングの業務を担当していました。
各種レベル別コースで使用する教材 (全て英語圏で出版されたテキストのみを使用)のレッスンプラン(講師の授業の進め方)を作成することが仕事の1つでした。
そんな中、扱った教材の中で、中学生から大人を対象とした、とても良い教材があったので、自らその教材を購入し、その頃、中学1年生だった子供に英語を教えていました。
親子英語レッスンは、仕事の都合で、結局は、長くは続けることができず、尻切れトンボに終わってしまいました。が、続けていたら、子供は今よりももっと英語ができていたと思います。
使用していた教材は「English in Common」。
この教材は、簡単で基本的な英文法を使用していながら、本場のコミュニケーションを、本物のシチュエーション設定で提示している、とても理想的な教材なのです。
通常の基礎学習テキストがつまらない理由
英語学習の基礎中の基礎として、英文法学習とパターン練習は欠かせません。
けれども、通常、英文法学習やパターン練習は、機械的で、現実のシチュエーションからはかけ離れたものが多いのです。
例えば、決まったパターンが提示され、部分だけを替えて言う練習。
I would like to play tennis.
I would like to play basketball.
これを、テニスや野球の絵を見ながら練習する、というテキストがほとんどです。
けれども、現実に、こんな文章を使った会話をすることがあるでしょうか。
練習している内容は、文法やパターンを覚えるためだけのもの。実際の生活で使われる会話や表現とは、あまりにかけ離れているのです。
English in Commonは簡単な文法で、本場のシチュエーション設定
一方、English in Commonでは、抑えるべき基本的な英文法やパターンを使用していながら、現実のシチュエーション設定で、実際に使用されるであろう英語の自然な表現が使われているのです。
本場のシチュエーションでの自然な表現を使用しているので、面白いし、興味を持って練習できるのです。
以下は、「お店とレストラン」について学習するユニットです。
まず、必須の語彙、restaurant/drugstore/ATM/book storeなどを紹介してから、お店での本物志向の会話を聴かせます。次に、会話から取り出した基本表現を使用して、「What’s your favorite store? (どんなスーパーが好き?)」という現実場面での意見交換へと進んでいきます。
また、以下は、「コーヒーショップで食べ物と飲み物を注文する」セクション。
同じく、まず、a cup of tea/a piece of cakeなどの語彙が提示され、会話を聴きます。最後に店のスタッフと顧客になって、基本表現の Can I have…? Certainly /Sureなどを使って、実際の会話をしてみる、という流れですが、使用されている会話表現が自然で生きた英語の表現なのです。
A:Good afternoon.
B: Good afternoon. A cheese sandwich and a small orange juice.
A: Anthing else?
B: No, thank you.
A: To eat here?
B: Pardon?
A: To eat here or take out?
B: Oh, take out, please.
また、以下は、旅行の前に、スーツケースの中身について会話するセクションです。
自然で生きた会話のやりとりを聴いた後で、基本表現 What’s in the suitcase? を使って、会話しながら、名詞の数え方を学べるようになっています。
例えば、靴を数えるときは、a pair of shose、パンツもa pair of pants、という風に。
英語は何を学ぶかではなく、何ができるか
English in Common のカリキュラムは、「どのような表現を学ぶか」ではなく、「何ができるようになるか」をベースに構成されています。
例えば、先程の「お店とレストラン」のユニットは、「食べ物や飲み物を注文すること」「値段を知ること」「店員とのやりとり (支払いなど)」が「できるようになる」ことが目的です。
「基本パターンを覚えること」ではないのです。
6段階の英語レベル設定で中学生から大人まで
English in Commonはレベル1から6まで6段階あり、レベル1の中学1年生で使用する文法レベルから、大人レベルまで、少しずつレベルアップすることができます。
なので、私が実際にやったように、中学生の子供とママがペアになって、親子で学ぶことができるのです。
上のスーツケースの中身についての会話練習では、こんな風に、手作りで練習用のカードを作ってレッスンをしていました。
親子で学習する方法ーパターン練習の後は実物を使ってロールプレイ
私が実際にやっていたおすすめの親子レッスン方法は、ひと通り、このテキストで、語彙やパターンを練習した後は、実物の道具を使ってやってみることです。
例えば、旅行についてのセクションで、スーツケースの中身について、会話をする練習をした後は、実物のスーツケースまたはバッグに、自分で選んだ本物の持ち物を詰めて、お互いに、何が入っているかを尋ねる会話をするのです。
また、キッチンカートの上に、本物の飲み物やお菓子を乗せて、飛行機の中でのキャビンアテンダントと乗客の会話の練習もできます。
親子で英語を学ぶ利点
本場のシチュエーション設定で、親子で英語で会話をする。本場のシチュエーションだから楽しいし、楽しいから覚えるのです。
それに、親子でそんな時を一緒に過ごして、一緒に学ぶことは、とても大事な親子のコミュニケーションの機会になります。
学ぶ表現やパターンを超えて、いつか、親子で、言いたいことについて、自由に会話し合える日がくるかもしれません。
同じテキストを使って、親子で英語を学んでみませんか?
1つのテキストで済むので、安上がりの上、楽しいので、一石三鳥なのです。テキストには、ワークブックや、ActiveBookというCD-ROMも付いています。
ActiveBookには、テキストのデジタル版に加え、音声とリスニング用の補助教材が収録されています。
ではでは😊👍🏻。
以下はスタートとなるレベル1です。
English in Common Level 1 Student Book B and Workbook B with ActiveBook CD-ROM