こんにちは、BabyJです😊。
ほんの少し前に、はてなブログからWordPressにお引越しをしました。
引越しの手順については、いろいろな方が記事を書いていますが、私は自分でやるのが面倒くさいので、「はてなブログからWordPressへの無料引越しサービス」を頼んでしまいました。
今日は、お世話になったはてなの皆さんを対象に、はてなProからWordPressに独自ドメインごと移行できる「無料移行サービス」の内容、実際の手順、自分でやらなければならないこと、注意点などについてお話したいと思います。
この記事は、こんな方におすすめです。
・はてなProで、独自ドメインを設定してブログを運営中。そろそろWordPressがやってみたいので、独自ドメインごと移行したい。
・けれども、記事が既にたくさんあるため、移行作業が大変だと思う。
・全ての作業を完璧にこなして、問題なく移行できるどうかも不安。
はてなProからWordPressへの移行メリットとデメリット
はてなブログからWordPressへ移行することに関しては、実は悩みに悩みました。
2018年の1月27日。「ブログについて」学んでばかりいないで、とにかくブログを始めよう!と見切り発車でブログを開設してから2年。思い出の詰まった「はてなの世界」から出て行くには勇気がいるのです。
けれども、WordPressへの移行のメリットとデメリットを天秤にかけた結果、やはり、移行することを決めたのです。
はてなProからWordPressへの移行メリット
WordPressは、はてなブログと比較して、デザインも豊富で、設定の自由度が格段に違うのは言うまでもありません。
けれども、何と言っても、はてなブログと決定的に違うのは、アフィリエイト記事や広告設定における自由度です。
- 「詳しくはこちら」などのアフィリエイトリンクボタンをカスタマイズできる。
- そして、それらを簡単に設置できる。
はてなブログでも、CSSを設定すれば設置できるのだと思いますが、いちいち複雑な作業が必要になるのです。
WordPressであれば、アフィリエイトボタンや、商品やサービスのランクリストなどをワンタッチで簡単に設置できます。
これはかなり大きな利点だと思います。
ASPから提供されるバナーそのままでは、さもアフィリエイトという感じですが、記事に溶け込んだシンプルなボタンなら、クリックしてもらえる確率が高まるのです。
はてなProからWordPressへの移行デメリット
けれども、一方で、はてなブログから離れることのデメリットもあります。
何と言っても、一番のデメリットは、はてなブログの「読者になる」ボタンをクリックして「読者」になってくださった方々との繋がりを失うことです。
中には、最初の頃からずっとブログを読み続けてくださった読者もいます。
「読者になる」ボタンがなくなることで、はてなを通じてのこれらの読者との繋がりが切れてしまうかもしれないことになります。
また、記事の読者を増やすために、絶大な力を持つ「はてブ (はてなブックマーク)」のボタンも失うことになります。これはWordPressでも利用する方法があるようですが、はてなのコミュニティーメンバーではなくなることに違いありません。
そうは言っても、やはり、収益をあげたいという目的がある以上、アフィリエイト面でのメリットは捨てられないのです。
WordPressへの移行かWordPressで1から出直しかの選択
はてなブログからWordPressへの移行を考える際に、再検討しなければならないことがあります。
そもそも、本当に「移行」するのか?それとも、はてなブログはそのままで、WordPressで別のサイトを立ち上げて、1から出直しの方がいいのか?ということです。
はてなブログでの記事数がまだそれほどないのであれば、1から出直しでも良いのかもしれません。けれども、結構な記事数がある場合は悩みどころとなります。
私の場合は、収益が上がらず伸び悩み、全ての記事をリライトしたりしていたので、サイトの構成を全面的に変えて、1から出直しも良いのではないか?とも思ってしまいました。
けれども、最終的には、サイトごと「移行」に決めたのは以下の理由からです。
- Adsenseの申請をまた1からするのは面倒な上、却下される可能性も大 (最近は評価基準が益々厳しくなってきているからです)。
- ゼロからのスタートではなく、今までのアクセスを土台にして繋げていきたい。
- 手塩にかけた自分の子供のようなブログを、これからも育てて行きたいし、いくつものサイトを同時に運営は難しい。
そんな訳で、私の場合は、やはり「移行」ということに決定しました。
こうした判断は、記事数や運営状況によると思います。
はてなからWordPressへの移行無料サービスとは?
はてなブログからWordPressへの移行を無料で代行してくれるサービスがあることを知ったのは、物販アフィリで有名なマクリンさんとサンツォさんが運営するブログサロン「マクサンラボ」からです。
独自ドメインをはてなブログからそのままWordPressに移行するタイミングや方法のことで悩んでいたところ、「移行作業を無料でやってくれる『羽田空港サーバー』さんに頼んでみたら?」とアドバイスされたのでした。
『羽田空港』?『羽田空港サーバー』???と、最初は何のことかと思ったのですが、『羽田空港サーバー』という羽田空港関係のサイトを運営している方が、はてなブログからWordPressへの無料移行サービスを行っており、多くのサロンメンバーが利用しているとのことでした。
羽田空港サーバーさん自身も、以前ははてなブロガーで、WordPressに移行した経験者なのです。
羽田空港サーバーさんのサイトで内容を確認したところ、面倒くさいところを全部やっていただけるサービス内容でした。また、移行先のサーバーは、サロン内でも使用している人が多く、最近、巷でも評価されているConoHaサーバーだったため、安心であろうと判断し、申し込むことにしました。
羽田空港サーバーさんの移行無料サービス
はてなブログからの移行に際して、羽田空港サーバーさんが無料で代行している作業内容は主に以下のとおりです。
- はてなブログからWordPressへの全記事の移行
- 見出しタグの修正 (はてなブログとWordPressではhタグの番号が異なる)
- はてなブログカードがWordPressで正しく表示されるよう修正
- ネームサーバーの設定
- はてなフォトライフにアップロードされていた全画像の移行
- 全記事のアイキャッチ画像の設定(これは選択制なので希望する)
- HTTPS化 (これは選択制なので希望する)。
単に、記事テキストを移行するだけなら、自分で簡単にできるだろうと思います。けれども、見出しタグの修正や各記事に織り込まれているブログカードやASP広告タグ等を、1つ1つ修正するには、膨大な時間がかかりそうです。
時間がかかるだけでなく、全記事について、正しく表示されるよう設定するには、確認が必要で、大変な作業です。
私の場合は、150記事あったため、全ての内部リンク、外部リンク、ブログカード、画像を正しく設定し直せる自信がありませんでした。ぐちゃぐちゃになって、修正するのに、何日も続くようなことになったら大変です。会社を休まねばならない事態になりかねません。
これを全部無料でやっていただけるのですから、お願いしない手はありません。
最速で安心のレンタルサーバーConoHaのConoHa WINGプラン
レンタルサーバーと言えば、一番有名なのは「エックスサーバー」。そして、「ロリポップ」、「さくらインターネット」、「ConoHa (コノハ)」。この4つがメジャーサーバーと言えるでしょう。
うち、今回ご紹介するConoHaは、これらサーバーの中でも最速であると評価されています。
しかも、SSL化 (HTTPS化)、自動バックアップと復元、ウィルススキャン・スパムメールフィルターなど、必要な機能が標準で組み込まれています。サブドメインも無限に利用できます。
初期費用は無料で月額800円から利用できる低料金なのです 。
その上、「ConoHa WINGパック」というプランを選択すると、サーバー契約期間中、独自ドメインの利用が永年無料になります。永年無料になる独自ドメインは、ConoHaで取得したものでなくても、お名前.comなどから移管したドメインも対象になります。
WordPress移行に利用するサーバーとして安心できる内容です。
ConoHa | エックスサーバー | ロリポップ | さくらレンタル | |
おすすめプラン | WING ベーシック | X10 | スタンダード | スタンダード |
ディスク容量 | 250GB | 200GB | 120GB | 100GB |
無料SSL | あり | あり | あり | あり |
サブドメイン | 無制限 | 無制限 | 100個 | 100個 |
自動バックアップ | 標準であり | 標準であり*復旧には手数料 | オプション(月額300円) | 標準で可(設定必要) |
電話・メールサポート | あり | あり | あり | あり |
初年度料金 | 9,600円〜 | 16,500円 | 8,250円 | 6,296円 |
特徴 | 初期費用無料・高速・独自ドメイン永年無料 | 高速・ブランド感 | 初心者向きでわかりやすい | 歴史ある・最安値 |
運営会社 | GMOインターネット | エックスサーバー | GMOペパポ | さくらインターネット |
公式サイト | ConoHa | エックスサーバー | ロリポップ | さくらレンタル |
はてなからWordPressへの移行無料サービス手順
はてなブログからWordPressへの移行作業は、こんな手順で行われます。
WordPressへの移行作業
まずは、羽田空港サーバーさん主導の移行作業開始から移行完了までの作業から。
1. 無料移行サービス申し込み
羽田空港サーバーさんサイトのリンクから申し込みをします。
入力必要情報は以下の8項目です。
- 名前
- メールアドレス
- ブログURL はてなブログでの独自ドメインURL
- 記事数
- 月間アクセス数
- 希望テーマ
- 希望レンタルサーバー ConoHa WINGを希望
- 移行希望日
7.の「希望レンタルサーバー」は、ConoHa WINGの他、「Mix Host」というあまり聞いたことのないサーバーも選択肢になっていますが、ここは迷わずConoHa WINGを選択します。
2. はてなブログにて、バックアップデータの作成・送付
申し込み確認と共に、作業手順の書かれた案内メールが届きます。指示に従い、はてなブログのバックアップを取り、メールに添付して送付します。
はてなブログバックアップの方法はこちら
バックアップデータ送付後は記事のリライトや追加等はしないこと。
記事のバックアップは、単なるプレインなテキストファイル(txt)なので、簡単にメール添付で送れます。
3. 羽田空港サーバーさん側での記事移行作業
送付されたバックアップを元に、羽田空港サーバーさん側で、記事の以降作業を行います。時間がかかると思いきや、ほんの10分程度しかかかりませんでした。
4. テストサイトURLが送付される
記事の移行後、確認用のテストサイトURLが送られてきます。テスト用のサイトなので、とりあえずのテーマとしてDiverが使用されていました。
このテストサイトで、記事の内容や画像、内部・外部リンクなどが正しく移行されているかを確認します。
OKであれば、「これでOKです」と伝えます。
これにより、テストサイトの内容で移行することに同意したことになります。
5. サーバーの契約
サーバー契約は自分で行う設定となります。
羽田空港サーバーさんから送付されるリンクから、サーバーの契約を行います。契約の手順は以下のとおりです。
- 送付されたリンクからサーバーサイトにアクセスする。
- アカウントを作成する パスワードを控えておく
- プランを選ぶ ConoHa WINGがおすすめ
- 対象期間を選ぶ 1年、2年など。期間が長いほど割安
- クレジットカードで支払いをする
- 契約完了
6. WordPressテーマの購入
WordPressテーマについては、基本的には、羽田空港サーバーさんの移行実績のあるテーマのリストから、リンクをクリックして申し込むようになっていますが。が、それ以外のテーマを希望することも可能です。
ちなみに私は、リストにはない「Jin」を選びました。
移行実績のあるテーマ
Affinger 5, Diver, Focus, Stinger, The Thor, Core, New Standard, Be
希望テーマがリストにない場合は、直接、テーマのサイトから購入します。購入の手順はどちらの場合も以下のとおりです。*テーマによって多少順序が異なります。
- 必要事項入力する
- クレジットカードなどで支払い処理をする
- テーマをダウンロードする Zip ファイルがダウンロードされる
「5.サーバー契約」や「6.WordPressテーマ購入」の際は以下に注意
・Google Chromeを使用すること Safariは不可
・契約前にブラウザのキャッシュをクリアしておく (過去のサーバーやテーマ閲覧経歴が契約確認の妨げになる場合があるため。 全部クリアしてしまうと後で困るため、1週間ー1ヶ月分程度のクリアでOK)
7. サーバーのログイン情報やテーマを添付して送付
サーバーの契約とWordPressテーマの購入・ダウンロードが済んだら、羽田空港サーバーさんから送付されるリンクフォームに以下の情報を入力し、テーマのZipファイルをアプロードして送信します。
- ブログURL(依頼した時と同じものを入力)
- ブログタイトル
- レンタルサーバー登録メールアドレス・パスワード
- WordPressの希望パスワード・登録メールアドレス
- ドメイン会社名・ID・パスワード (お名前.comなど)
- ドメイン名 既に使用中のドメイン名
- サーバの準備が整い次第、ネームサーバーの設定を変更しても大丈夫か?「はい」を選ぶ。または「はい」を選べる段階になってからフォームを送付する。
7.で、「はい」を選ばないと、これ以上の処理が進まずにストップします。7.の質問は、「URLをクリックした際に、はてなではなく、移行後のWordPressの方が表示されても良いかどうか」という意味です。
8. 新サーバーで移行準備開始
羽田空港サーバーさんの方で、WordPressのサイトの、ドメインのネームサーバーの設定を変更します。
これにより、ブログのURLをクリックした際に、表示されるサイトは、はてなブログではなくWordPressになります。
9. HTTPS化する場合はHTTPS化
羽田空港サーバーさんの方でサイトのHTTPS化を行います。これは、最初の申し込みの際に、依頼しておく必要があります(無料)。
加えて、サーバー上でのHTTPからHTTPSへのリダイレクト設定も行われます。
10. アイキャッチを自動で設定する場合はアイキャッチを設定
最後に、全ての記事の最初の画像が、記事のアイキャッチ画像として設定されます。
これで羽田空港サーバーさん側で行う全ての移行作業が完了となります。
WordPress移行後に必要な設定 (自分でやる作業)
上記の作業までで、WordPressへの移行作業は完了ですが、はてなブログで使用していた独自ドメインを、ConoHa WINGプランの「独自ドメイン永年無料」特典の対象にするために、もう1つ必要な作業が残っています。
WordPressで使用する独自ドメインの設定を済ませても(つまり、ConoHaのネームサーバーに今まではてなブログで使用していた独自ドメイン名を設定した)、このままでは、独自ドメインの所在地は、お名前.comなどの以前のサーバーのままになっています。
ConoHa WINGプランの「独自ドメイン永年無料特典」を受けるには、独自ドメインを、お名前.comから、ConoHa サーバーに移管する作業が必要なのです。
そんなことができるのか?と思いましたが、簡単にできるのです。
お名前.comとConoHaサーバー両方の設定が済んで、移管を完了するまでに、ほんの1,2時間程度しかかかりませんでした。
この移管作業が完了して初めて、独自ドメイン永年無料特典が受けられるようになります。
お名前.comからConoHaへの独自ドメイン移管方法はこちら
はてなブログでの設定(自分でやる作業)
これで、WordPressへの移行作業や手続きは全て完了ですが、あとは、はてな側での設定作業が残っています。
WordPress移行後の、はてな側での設定作業は以下のとおりです。
はてなブログの独自ドメイン欄を空欄にする
はてなブログで使用していた独自ドメインは、WordPressに移ったため、はてなブログから削除します。
これにより、はてなブログの方のURLは[hatenablog.com]などに戻ります。
はてなブログ URLからWordPress URLへのリダイレクトを設定する
はてなの通知などから、万が一、はてなブログに訪れた読者のために、はてなブログのURL[hatenablog.com]から、引越し先のURL (つまり元の独自ドメイン)にリダイレクトの設定をします。
リダイレクトの設定は、はてなブログのHeaderコード記述によって行います。
はてなブログでのリダイレクト設定方法はこちら
「WordPress に引越ししました」のお知らせを設置
同じく、はてなブログを訪れた読者に対する引越しのお知らせを設置します。
サイドバーへの「お知らせ」設置がベストかと思います。
はてなブログでのお知らせ設置方法
デザイン > サイドバー > モジュール追加 >/HTMLでお知らせ作成
はてなの記事を全て下書きに戻すか削除する
WordPressへの移行は済みましたが、このままでは、全く同じ記事が、はてなブログにもWordPressにも掲載されている状態です。
あまり長い間放置すると、Googleの検索結果に影響を与えてしまうため、移行後1週間をめどに、はてなブログの記事を下書きに戻すか削除する必要があります。
これで、引越し後の手続きも全て完了となります。
はてなからWordPressへの移行無料サービス注意点
利用することによって、大幅な労力削減ができる無料移行サービスですが、はてなブログからWordPressへの移行に際して、また、無料移行サービスの利用に際して、いくつかの注意点があります。
1. バックアップ前に記事URLを全て英語に変更することが必要
はてなブログの記事URLの設定を「記事タイトル」にしている場合、つまり、日本語をURLの一部に使用している場合は、バックアップ前に、半角英字のURLへの変更が必要です。
WordPressの記事URLは、はてなブログURLよりも文字数が少ないため、移行の際に変換ミスが生じる可能性があるからです。
日本語の記事タイトルがURLに使用されていると、英字ではこんな風に表示されてしまうので、途中で切られてしまうことがあります。
https://www.babyj.infoentry/この間ワードプレスに引越ししました=https://www.babyj.info/entry/%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%81%AB%E5%BC%95%E8%B6%8A%E3%81%97%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F
2. 1.の変更により今までのアクセス実績が失われる→記事URLのリダイレクトが必要
ところが、URLを変更することで、今までのアクセス実績や検索順位が全て失われゼロになってしまいます。
これを避けるためには、旧URLから新URLへの301リダイレクトの設定が必要です。
以前のURLでアクセスすると、新しいURLに自動的にリダイレクトされる設定なので、基本的に、今までの実績も引き継がれます。
この設定は、WordPress側でのプラグインを使用して簡単に行うことができます。
リダイレクト設定用のWordPressプラグインは、”Redirection“がおすすめです
とは言っても、1記事1記事入力せねばならないので、対象の記事数が多いとかなりの作業になります。私は対象記事が35もあったため、ヘトヘトになりました。
3. HTTPからHTTPSへのリダイレクト設定は不要
これは、はてなブログを開設後、途中からSSL化を設定し、ブログのURLが、HTTPからHTTPSに変更になった方が対象です。
読者がどちらでアクセスしても、HTTPSにリダイレクトされるように設定が必要です。
けれども、今回ご紹介の移行サービスでは、ConoHaサーバーでのリダイレクトも基本で設定されるため、改めて設定する必要はないのです。
それを知らなかった私は、リダイレクト方法を自分で調べて、htaccessファイルを書き換えたりなどしてしまい、そのせいでサイトが表示されなくなったりとトラブルに合いました。結局、既に設定されていたため、何もする必要がなかったことが後でわかりました。
設定されているのに、設定してしまうと、設定がループしてサイトが表示されなくなりますので注意してください。
4. 独自ドメイン移管料金がかかる
先にご紹介のとおり、ConoHa WINGの「独自ドメイン永年無料」特典を得るためには、独自ドメインを、お名前.comなどから、ConoHaサーバーに移管する必要があります。
移管手続きそのものは簡単ですが、移管の際に、ConoHaの方に、移管料金を支払う必要があります。これは事前に案内されていませんでした。が、サーバー上で、移管手続きをする際、移管料金として1,380円の支払いがあります。
5. テストサイト確認の際のチェックポイント
テストサイトの確認の際に、記事が正しく移行されたかを確認します。この際、全ての記事について、以下のポイントを確認することをおすすめします。
- 記事内のタイトル構成が正しく移行されているか
- 画像が正しく表示されているか
- 内部リンク・外部リンクが機能しているか
- ブログカードが正しく表示され、機能しているか
- 広告リンクが機能しているか
- カテゴリーが正しく設定されているか
私の場合は、最後の「カテゴリー」を確認していなかったのですが、後で、たった3記事ではありますが、カテゴリーが”Uncategorized”になってしまっていたことに気づきました。なので、カテゴリーの確認も忘れずに行う必要があります。
その他は全て正しく移行されていましたので問題ありません。
6. 移行作業は超スピードで進む
申し込み後は、羽田空港サーバーさんの方で、あれよあれよという間に作業を進めていくので、ところどころこちらが作業する部分の対応がすぐにできるよう、待機している必要があります。
最初に送付される作業手順案内には、所要時間72時間と記載されている作業もあるのですが、実際は、全部の作業が2,3時間で済んでしまいました。
ゆっくり進めたい場合は、こちらの対応をゆっくりにすれば良いだけですが、かなりのスピード感があることを事前に予期して備えることをおすすめします。
はてなからWordPressへの移行無料サービスまとめ
羽田空港サーバーさんのはてなブログからWordPressへの移行サービスについてご紹介しました。
実際は、はてなブログからの記事の移行作業よりも、移行後のWordPressテーマの設定の方が大変です。WordPressそのもののしくみもまだよくわからない中、試行錯誤でサイト全体の設定をすすめなければなりません。
なので、移行そのものに多くの労力と時間を費やすよりも、そこの部分は代行をお願いしてしまった方が、最短距離でWordPressでのサイトの新装開店にこぎつけられるのです。
特に記事がたくさんある場合、全ての記事が正しく表示されるよう、設定し直すには大変な作業と注意力が必要です。これを無料でやっていただけるのは、とても有難いサービスです。
また、移行先のサーバーとなるConoHaサーバーは、最速で、独自ドメインが永年無料。HTTPSリダイレクトも設定済、自動バックアップと復元も標準で付いてくる、お得で安心のサーバーなのです。
特に、会社勤めをしている方が、週末にさっと引越しを済ませる必要がある場合は、スピード感ある移行サービスはお助けものです。
WordPressへの引越しを検討中のはてなブロガーの皆様。羽田空港サーバーさんの無料移行サービスを是非、検討してみてください。
ではでは😊👍🏻