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「しないことリスト」感想|しないことリストのすすめ

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こんにちは、BabyJです😊。

今日は、はてなブログのブロガーでもあるphaさんの著書「しないことリスト」をご紹介したいと思います。

この本は図書館でも大人気で、ほぼ1年待ち。やっと借りれたものです。

phaさんは、京大卒の元ニート。

会社員生活は自分に合わないと言って辞め、家でブログラミングをしたり、はてなブログを書いたりしていました。

ある日、出版社の目に止まって書籍を出版。その後もフリーランスとして気ままに生活している方です。

phaの日記

 しないことリスト

しないことリストのすすめ

私は、かなり自分のしたいことをやっているけれど、「したいことだけ」をやっている訳ではありません。

やっぱり、「これもしなくちゃ」「あれもしなくちゃ」と、自分で決めた「やらなければいけないこと」でがんじがらめなのです。

それが、この本に惹かれた一番の理由なのです。

皆さんはどうでしょうか。私のように、しなければいけないことリストに縛られてはいませんか?

この世の中には、「しなきゃいけないこと」が多すぎる。「これをしなきゃヤバい。」というメッセージだらけ。でも、それは、本当は別にしなくてもいいことじゃないの?

そうなのです。「これをしなきゃヤバい。」と勝手に決めているのは自分です。本当はしなくていいことかもしれないのです。

「しないことリスト」には、しなくてもいい、36の「しないこと(しなくていいこと)」がリストアップされています。

読む人によって、異なるとは思いますが、特に心に刺さったポイントについてご紹介します。

しないことリスト 1. すぐに決めない

私は、ブログの記事を書いたときに、すぐに掲載しないで、1日置いています。翌日、さらに良い文章や、もっと別の見方が頭に浮かんだりするからです。

なので、大体は、夜、ブログを書いて、朝電車の中で見直しをしてから掲載しています。

皆さんもそうでしょうか。phaさんも同じのようです。

何か決めたり、完成させたりするときは、すぐに決めないでしばらく置いておいた方がいい。頭の中の小人に任せれば良い。

ジェームズ・W・ヤングのアイディア出しの方法が引用されていました。

アイディアの出し方

  1. 資料を集める。
  2. 集めた資料を読み込む。
  3. 調べたことを完全に忘れて別のことをする。
  4. そうするとふとしたときにアイディアが降りてくる。
  5. 思いついたアイディアを実現可能なように調整する。

やっぱり、そうなんですよね。

完成したらちょっと置いておいて、頭の中の小人に任せれば良いのです。

しないことリスト 2. いやなことをしない

最近は、インターネットのおかげでどんな生き方も可能な時代。

ついこの前も、オンラインスクールのSchooで、Twitterのフォロワーが何万、何百万人というイラストレターや漫画家が講師として登壇していました。

Twitterがきっかけで知名度が格段に上がり、独立できたのだといいます。

今は自分がいやだと思うことはしないで、好きなことだけをして生きていくことが可能な時代です。

最近は文章でも音楽でもイラストでも、ネットからデビューする人が増えている。自分が好きなことをひたすら続けていれば、そのうちそれはどこかに繋がってくるものだ。

これは、実際に、phaさんがネットで見出された経験から出た言葉です。YouTuberのヒカキンだって、最初は無名だったはず。

いやなことを我慢して続けても意味がない。好きなことを続けていれば、そのうちどこかに繋がっていくのです。

しないことリスト 3. 同じ土俵で戦わない

今の社会は、ニートでもひきこもりでも、コミュニケーションが苦手で会社に勤めることができない人でも、インターネットがあれば、生活していくことができます。

ブログやクラウドソーシングを使ったプログラミング、ウェブ制作、デザインなど引きこもりながらでもできる仕事があるのです。

ニートや不登校、ヒモ、ホームレス、劇団員やバンドマンだったやつが、ITやパソコンが好きで、趣味でプログラミングをやってる内に職についた、っていう例が知り合いにたくさんいる。

何か得意なこと、できることが1つでもあれば、暮らして行く道を見つけやすい世の中です。

だから、無理に会社に勤めて、会社勤めの人と同じ土俵で戦う必要はないということです。

私は会社勤めしているけれど、会社の人達と同じ土俵で戦う気はありません。だから、私は既にこの項目を実践していると言えます。

上司との自己評価面談で胸のうち・不満を洗いざらい吐き出す半期に一度行う自己評価面談で、胸のうちや溜まりに溜まった不満を上司に洗いざらい吐き出してしまいました。ここまで言う人はいるか?と思うほど洗いざらいです。...

しないことリスト 4. 何かのためにしない

私の場合は、目的、目的、と目的達成のためにやたらと頑張ってしまうところがあります。しっかり計画を立てて、隙間時間フル活用で、目的を達成しようとするのです。

けれども、Phaさんは言います。

何かをするときは、「それが何の役に立つか」を考えるよりも、そのこと自体を楽しむのが健全だ。楽しさというのは、結果じゃなくて、そこに至るまでのプロセスに宿る。

これは一番、心に刺さりました。

目的のために頑張るのじゃなく、頑張っている経過を楽しむこと。

私は、やるべきことをこなすことだけが目的になっている。確かにもっと経過を楽しまないと、と思い直しました。

しないことリスト 5. 最後まで我慢しない

オンラインスクールSchooのHTML・CSS講座を視聴していた時のこと。

講師の人柄や教え方がどうも好きじゃないなぁと思いました。けれども、HTML・CSSの「初級」講座はこれだから、と好きじゃないのに我慢して全授業を受講しました。

その後、別の講師による同じような内容の講座を視聴する機会がありました。視聴したら、教え方がとても上手で、目から鱗というくらいわかりやすかったのです。

こんなにわかりやすい授業が他にあるのだったら、前の講師の講座は我慢して観るべきではなかった、あの時間は無駄だったと心から後悔したのでした。

「なんかビミョー」と思ったら、早めに抜け出そう

力強く同感します。

何だかこの講師合わないな、何だかこの本、この映画つまらない、ビミョーだなと思ったらとっととそこでストップ、やめた方がいいのです。

しないことリスト 6. 仕事に身を捧げない

嫌だ、辛い、と言いながら、そこに留まり、その状態を続け、そんな風に耐える自分に酔っている人が周りにいないでしょうか。

うちの会社にはたくさんいます。

そこにはまって抜け出せないでいることに気づかない。それが心地よかったりさえするようです。

「仕事がつらい」「残業が多い」「会社がクソ」とか愚痴を言いつつも、そういう状況を楽しんでいる。

別の意味で、私のことでもあります。

会社の悪口をボロクソにブログやFBに書いてるけど、本当は結構そういう状況を楽しんでいるのです。

会社生活っておかしいと思いながら、実は、それを面白いなぁと楽しんでいるのです。

GWで9日間も休んでいると、会社が恋しくなるくらい楽しんでいます。はまってはいないけれど。

長く人生を楽しむためには、仕事以外の何か「やりたいこと」を持っていた方がいい。

仕事にはまりきってしまわないで、自分が本当にやりたいことを見つけましょう、ということです。

私の場合は会社に身を捧げてはいません。傍観者として楽しんでいるだけです。

他にやりたいことがあるからです。

しないことリスト 7. 人の意見を気にしない

人に批判されたり、否定的な態度を取られると気になりますよね。

私は、会社のアメリカ人に「くそボスじゃねーんだ!」と怒鳴られたことがありますが、やっぱり嬉しくはなかったのです。

GWに休みを取ったからといって、女課長補佐に嫌な顔をされたことがありますが、その時もいや嫌な気分でした。

けれども、Phaさんは言います。

他人は自分とは全く違う感覚を持つ別の生物だと考えた方がいい。何を考えてるかもよく分からない生き物に批判されても、「よく喋るテレビだな」くらいに思っておけばいい。

そうか。「全く違う別の生き物」と思えばいいんだ。

確かに違う感覚を持つ別の生き物と思えば、何を言われても許せる気がするのです。

phaさんの他の書籍も是非読みたい

今回は、phaさんの36ある「しないことリスト」のうちの7つをご紹介しました。

納得する部分、共感できる部分がたくさんありました。

けれどもこれはphaさんのしないことリスト。しないことリストは人それぞれなのです。

やりたくないのに、やらなければいけないと勝手に思い込んでいることをリストアップしてみませんか?そして自分の生活や人生から削除しましょう。

そうすれば、自分が本当にしたいことをするための時間と余裕ができるのです。

ではでは😊👍🏻。

phaさんの書籍