子供の教育・学習

小学校プログラミング教育必須化の概要と問題点|英語教育の二の舞?

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小学校プログラミング教育必須化の概要と問題点についてまとめました。

こんにちは、BabyJです😊。

生活の様々な面でIT化が進む今、小学校でもプログラミング教育が必須化されました。

ITを理解し使いこなす能力は、生活をする上でも、仕事をする上でもますます不可欠になってきているためです。

でも小学校のプログラミング教育ってどんな内容なの?

そこをはっきり知りたいよね。

そこで本記事では

  1. 小学校プログラミング教育必須化の概要
  2. 小学校でのプログラミング教育問題点

をシンプルにわかりやすくご紹介します。

小学校プログラミング教育必修化の目的

プログラミング教育が必修化された背景には、諸外国では、初等教育からプログラミング教育が実施されているため、日本の子供達も遅れを取ってはならない、国際競争力をつけさせなければ、という政府の思惑があります。

小学校からプログラミング教育を行う目的は、簡単に言えば、コンピューターの仕組みを知り、活用することができるようにすることです。

そして、問題を解決したり、社会をより良くしたりすることにコンピューターを役立てることのできる能力を育てる、ことです。

そのためには、コンピューターが操作できればいいだけでなく、コンピューターに命令を実行させるためのプログラミングの仕組みとプログラミング的思考から身につけて欲しいということなのです。

英語と同じように、プログラミングを理解して、コンピューターを活用する能力を身につけることができれば、将来の可能性が拡がるのです。

小学校のプログラミング教育対応

学習指導要綱はそのように改定されましたが、では、小学校では、誰がどのようにプログラミングを教えるのでしょうか。

プログラミングのカリキュラムや学習内容、指導方法は、実は各教育委員会や学校に任されているのです。そして、教えるのは、現行の教師です。

このため、教育委員会や学校は、教師を対象とした教材開発や研修等の準備を進めています。

また、文部科学省、総務省、経済産業省、学校・自治体関係者、教育/IT関連企業の連携で、小学校を中心としたプログラミング教育のポータルサイト「未来の学びコンソーシアム」が立ち上げられています。

プログラミングを担当する教師は、ポータルサイト「未来の学びコンソーシアム」から、プログラミング学習の指導事例などを得られるようになっています。

小学校プログラミング教育カリキュラムの大枠

「未来の学びコンソーシアム」によって示されている小学校プログラミング教育カリキュラムの大枠は以下のとおりです。

教育課程内のプログラミング教育

  1. 学習指導要領に示された「プログラミング教科」として実施する。
  2. 他の教科の内容を指導する中でプログラミングを実施する。※例えば「理科」の授業でプログラミングを使った問題解決法を示す。
  3. 教科とは別の学習活動に取り入れる。
  4. クラブ活動などでプログラミング教育を実施する。

教育課程外でのプログラミング教育

  1. 学校を会場として、教育課程外の活動としてプログラミング教育を実施する。
  2. 学校外でのプログラミング学習機会を活用する。

詳しくはこちら 小学校プログラミング教育必修化に向けて (パンフレット)
*1,2分真っ暗なまま表示に時間がかかります。

小学校でのプログラミング教育問題点

けれども、このような準備態勢を知って考えさせられます。

小学校の教師は、プログラミングの専門家ではないので、元々持っているプログラミングの知識や能力には極端なばらつきがあります

研修を受けて、教材の研究をしても、皆が同じように素晴らしい授業ができる訳ではないのです。

英語の教師が、皆、英語のコミュニケーションができる訳ではないのと同じことです。

上に書いたようなカリキュラムを実際の授業や活動に落とし込むのは大変なことです。

プログラミングの専門家でない先生 (中にはいるかもしれないですが) には、できることに限度があるのです。

なんだか、英語教育の二の舞になりそうな予感です。

学問としての英語の知識は身につけることができても、英語のコミュニケーションスキルは育たない。それと同じことになりはしないでしょうか。

本格派向けプログラミングにはプロの指導がおすすめ

英語が専門でも、発音が日本語英語で、外国人と対等にやり取りできない先生だってたくさんいます。

学校でそういう先生に英語を習っても、英語が話せるようにはならないですよね。

だから、皆、学校の授業とは別に英会話スクールに通ったりしているのです。英語のコミュニケーションスキルを身につけるために。

それと同じように、本当に役立つ「プログラミング的思考」やコンピュータを活用して問題を解決する能力を身につけるには、プログラミングのプロの指導をしっかり受ける必要がありそうです。

ゲーム狂でコンピューターが大好きな小学生は、小学校のプログラミング教科の先生よりも、既にコンピューターやプログラミングに詳しい可能性だってあります。

そんな小学生は、学校の授業では物足りないでしょう。

将来もIT系の道に歩みたいいう夢を持っていて、本格的にプログラミングを学びたい小学生には、プロが教えるプログラミングスクールで学ぶのがおすすめです。

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小学校プログラミング教育必須化の概要と問題点 まとめ

小学校プログラミング教育必須化の概要と問題点についてご紹介しました。

コンピュータを理解して、生活や仕事で使いこなすのが不可欠になりつつある社会。

そんな中、プログラミング的思考やコンピュータを使った問題解決能力を小さい頃から身につけさせるために導入された小学校プログラミング教育。

けれども、将来に結びつく本物のプログラミング思考とプログラミングスキルを身につけるには、英会話学習と同じように、学校外での努力が必要なのです。

ではでは😊👍🏻。