こんにちは、BabyJです😊。
私は、上智大学と早稲田大学を卒業しています。
けれども、実は、高校卒業後は専門学校に入学。その後就職し、一旦社会に出て数年を経てからアメリカの大学に入学しました。紆余曲折の遍歴なのです。
今日は、社会人になってから、大学に入学することに決めたちょっとした裏側の事情をお話したいと思います。
大学は行きたいと思った時に行けばいい。年齢は関係ない。遅過ぎることなんてないのです。
社会人になってから大学に入学するまでのストーリー|高校卒業、大空への夢
私は高校を卒業する際、大学への進学は考えていませんでした。
「スチュワーデス」に憧れていたのです。あの頃は「キャビンアテンダント」ではなく「スチュワーデス」と言っていました。
だからその頃一番英語で有名だった専門学校のスチュワーデス科に入学しました。
専門学校で学びながら、航空会社からの募集を待つ毎日。
スチュワーデス志望者が読む専門誌「翼」という雑誌を購読したり、参考書で受験勉強に精を出したりしていました。
あの頃人気だったドラマ「アテンション•プリーズ」を毎週観ては、「大空は私達のものよ。」と空を仰ぎながら夢を見ていたのです。
が、それが完全に横道に逸れてしまうことになりました。
社会人になってから大学に入学するまでのストーリー|何故か突然対人恐怖症に
大空を夢見て、専門学校で勉学に励む毎日。
ところが、今の私を知る人からは想像もつかないことですが、何故か次第に人と話をすることが苦痛になり、人前で発言することができなくなってしまったのです。
つまり、対人恐怖症。
友達と話すのは平気だけれど、知らない人や大勢の人の前では、緊張して顔がこわばり声も震える始末。
人前で接客するなんてとても無理。視力や身長がギリギリだったこともあって、結局スチュワーデスへの道は現実的でない、と断念。
次第に、専門学校で授業を受けることも苦痛になり始め、逃げるように、別の道であるつ就職の道を行くことにしました。ただ単に学校に行かなくてよくなる理由を作りたかったからです。
社会人になってから大学に入学するまでのストーリー|中途採用でIT企業に就職
既に、高卒後半年経っていたため、中途採用での就職です。
紆余曲折の末、しばらく経ってからIT系の企業に就職が決まりました。
就職したこの会社は大手企業の子会社として、名も知られていない会社でした。ところがその後、急成長し、IT企業として親会社をしのぐ有名上場会社になりました。
会社では「海外流通課」に配属になり、輸出入の船積書類の作成を担当しました。海外が相手とはいっても、英語を使うというには程遠い内容。既にある英文の定型書類に、PC上で数字を入れたりするだけです。
けれども、アットホームな職場でとても楽しかったのです。
その頃はもう対人恐怖症もすっかり治っていました。あれは思春期の一過性の病だったのでしょう。あの頃はほんの19歳。自意識過剰になる年頃だったのだと思います。
社会人になってから大学に入学するまでのストーリー|高卒と大卒の大きな格差を知る
ところが、しばらくして知ることになりました。
高卒である私の給料はその頃の手取りで10万円程度。一方、大卒の人は、大卒というだけで6,7万も多いのです。
私は大学に行けない成績だったのではなく、むしろ、成績は良かったのに、行かないことを自分で選んだのです。自分が進みたい大空への道に、大学は関係がなかったからです。
それなのに、特に優秀ではない、聞いたこともない大学や短大卒の人達が、私より格段に多い給料をもらっているのです。
会社に勤める限り、私は高卒とみなされ、大卒とは区別されるのだ、と知りました。
社会人になってから大学に入学するまでのストーリー|大学入学を決意
日本の会社で正当に評価されるには、大学を卒業する以外にない。それなら、今から大学に行こう。行くなら、絶対に、大好きな英語で一番有名な上智大学にしよう。そう決意したのです。
けれども、一方で、ずっとアメリカに留学したいという夢もありました。だからそれも実現したかったのです。
それで、なんとなく両方を結びつけていろいろ調べた結果、アメリカの大学に入学して、2年次から上智に編入して卒業、という計画を思いついたのです。
どちらも叶えられて、経済的で、一石二鳥の計画です (現在は、編入は3年次からのみのようです)。
社会人になってから大学に入学|人に何を言われても関係ない
今は、いろいろな生き方が可能だし、学歴もあまり関係ありません。
けれども、昔は、そうではなかったのです。
高校を卒業したら大学、大学を出たら、就職、または大学院、と、敷かれた普通のレールを進むのが当たり前。
1度社会に出て、もう一度やり直すこと、途中から別の道を行くことはとても珍しいことだったのです。
留学準備のために英語を勉強したり、お金を貯めたりしていた私に、「そんなことをしていないで早く結婚しないと婚期が遅れるよ」などと言った男性もいます。
今からすると、本当に驚くような時代の中で、驚くようなことをしていたのですね。
とにかく、最初の挫折から立ち上がり、牛のように努力を続け、それから3年経った26歳の時にアメリカの大学に入学しました。世間の常識より8年も遅く。
そして、その後、予定通り、上智大学に編入して卒業。就職して数年経った後、今度は40になる前に、早稲田大学に学士入学し卒業しました。アメリカ留学中に好きになった心理学を本格的に勉強したくなったからです。
最初にアメリカに留学してからもう30年近く。あれからずっと英語の世界で仕事をしています。
人に何を言われても、決めたことを実行したからこそ、今があるのです。
大学に行くのは いつからだってできる。行きたい時に行けば良いのです。
卒業したのが遅い年齢だったことで損したことはありません。そもそも、何歳で卒業したかなんて問題にされません。日本社会では、一旦、社会に出たら、どこの大学を出たかは問題にされても、何歳の時に卒業したかはそれほど関係ありません(新卒採用以外は)。
本当にしたいと思ったことは、何歳だろうと、周りの誰が何を言おうと牛のように実行すべきなのです。そうすれば絶対にそれだけのものが得られるのです。
皆さんも是非、したいと思ったことを貫いてください。今からでも遅くないのです。
ではでは😊👍🏻。