こんにちは、BabyJです😌。
ブログで、ちゃんと伝わる、読みやすい面白い文章を書いているつもりなのに読者が増えない。商品やサービスを紹介しても、全然収入に結びつかない。そんな悩みを持っている方へ。
ただ面白いだけではなく、読者を行動させ、結果が出せる文章の書き方を学ぶ必要があるのです。
今日は、メンタリストDaigoの「人を操る禁断の文章術」から学んだ、eye-openingな (開眼的な) 文章の書き方のポイントをご紹介します。
メンタリストDaigoと「人を操る禁断の文章術」について
Daigoさんは「メンタリスト」として有名ですが、私は、もうひとりのDaigoさんと混同していたほどで、この書籍を読むまで「メンタリスト」の意味さえ知りませんでした。
メンタリズムとは、「相手の心を読み解き、思うままに誘導する」スキルです。
メンタリストDaigoさんは、学問としてメンタリズムを学び、数々の書籍を執筆されています。
今日、ご紹介する内容の元となる「人を操る禁断の文章術」は、私が尊敬するブロガートップ1の、マナブさんがブログmanablogの中で紹介していたため、興味を持って読んだ書籍です。
そして、読み始めから驚きだったのです。
紙オムツ売り場で全然別のものを爆発的に売った文章
アメリカのある量販店で紙オムツを売っていました。そしてこの紙オムツ売り場に、あるたった1つの文章を掲示しただけで、オムツではない全く別のものが飛ぶように売れたのだそうです。
その1文とは何だと思いますか?
答えは、「今しか見れない姿、残しませんか?」です。飛ぶように売れたのは、隣の棚に陳列した「使い捨てカメラ」です。
紙オムツを買いに来たのだから、カメラなんか買う予定ではなかったのです。けれども、この1文が、訪れた顧客の心を動かしたのです。
「我が子の可愛い姿を残したい、残さなければ」という気持ちが湧き上がって、突然カメラが必要になったのです。
これはとてもeye-openingな事例だと思いました。
文章を書く目的|行動させること、ただそれだけ
Daigoさんは言います。
文章を書く目的はたった1つ、「行動させること」それだけ。伝わる文章を書くことでも、読まれる面白い文章を書くことでもないのです。
文章を書く目的は、読む人に「想像させ」そして、心を動かして、行動させることです。
<読むひとの反応>
私はこのあたりが全くわかっていませんでした。簡潔でわかりやすい文章を書くことしか考えていませんでした。
人を動かすのは論理でなく感情
そして、人を動かすのは、論理ではなく感情なのです。
先の使い捨てカメラの事例でも、子供の可愛いオムツ姿を納められるのは、今だけですよ、と、写真撮影の必要性を論理で説明していたら、顧客の心を動かすことはできなかったでしょう。
「今しか見れない姿、残しませんか?」という言葉が、我が子の可愛いオムツ姿を想像させ、それが心を動かしたのです。
まさに、ここでメンタリズムが使われているのです。「相手の心を読み解き、思うままに誘導する」スキルです。
人を動かす文章の書き方7つのポイント
そんな風に人の心を動かす文章の書き方のポイントは以下の7つです。
- 自分が書きたいことは書かない〜読者の欲求を突き刺す
- 常識的な言い回しではなく具体的な表現を盛り込む〜イメージ喚起
- 情報を全部提供しない〜不足情報を読者が想像で補うように
- 1メッセージに1アウトカム (outcome/結果)
- 話しかけるように書く
- 追伸を作る〜重要なことを後で加える
- 重要なことは繰り返す
1.の「自分が書きたいことは書かない」は、よーくわかっていても一番難しいところでもあります。
私などは、自分が書きたい、伝えたいことがたくさんあって、そこから読者の役に立つことを探したり、無理に読者の役に立てたりしがちです。
ネタが先にありき、になってしまうのです。
2.の「具体的な表現を盛り込む」は、相手が自然とそれをイメージしてしまうような表現を使う、ということです。
例えば、車について書くのであれば、彼女と海辺をドライブしているところをイメージしてしまうような表現を使うということです。
3.の「情報を全部提供しない」は、わざと全部説明しないことで、読者が、想像から自分で情報を補う効果を狙う、ということです。
6.の「追伸を作る〜重要なことを加える」は、先にご紹介したマナブさんが、YouTubeのアフィリエイト関連の動画などでよくやっています。
テーマについて説明が済み「。。と言うことで説明はここまでです。」と言いつつ、「ここからさらに深掘りします」と言って、もっとお得なテクニックを紹介したりするのです。実際は、後の付け足しの方が重要だったりします。
見ている方は、付け足しの情報がプラスアルファのサービス情報のように感じ、しかもそれがとても有益なので、得をしたような気分になります。
読者の心を動かす7つの引き金|何について書くか
読者の感情に働きかけ、心を動かすには、何について書けばいいのか?
上の1. 欲求について、さらに深掘りします。
読者に限らず、人間誰もが持つ普遍的な強い欲求が潜む分野は以下の7つです。
これらをターゲットにした働きかけをすれば、読者の心を動かすことができるということです。
- 興味・関心〜興味、趣味など
- 本音と建前〜建前の裏に隠された本音
- 悩み〜*次で詳しく紹介
- 損得〜無料や保証・サービス付などのお得
- 皆と一緒〜自分だけじゃない
- 認められたい〜承認される、評価される
- 自分だけ、今だけなどの制限
1. 「興味・関心」、2. 「本音と建前」、3.「悩み」については、相手がブログの読者であれば、Google Analyticsなどの解析ツールやSEO対策である程度分かることですね。
では、相手が、特定の個人である場合はどうするのでしょうか。
メンタリストDaigoさんの提案は、「相手のSNSを深掘りすること」です。きっと、成績抜群の営業マンは皆、やっていることなのでしょうね。
7つのトリガーの1つ「悩み」の分野は4つ
7つのトリガーの1つ、人々が持つ悩み (上の3.「 悩み」) の9割は、以下の4つに集約されます。
- 健康・美容
- 夢・将来・キャリア
- 人間関係・結婚・恋愛
- お金
読者が持つこれらの悩みのうち、自分ならどれを解決してあげることができるかで、書く文章の分野が決まってきます。
過去の自分が悩んで解決したことがある分野、または、今自分が悩んでいて解決のためにいろいろ試している分野が良いのだと思います。
例えば、私の場合は、努力で英語をマスターして、英語の仕事を30年以上やっている経験を活かして、英語を学習中の読者の悩みを解決できる、という感じです。
人を動かす文章を書くには、実践あるのみ
どんなスキルもそうですが、言うは易し行うは難し、実践あるのみです。
本を理解して感銘を受けても、実際に実行できるかどうかは全く別のことだからです。
幸い、ブログの場合は、記事を書いたら半永久的な資産になる上、読者の反応を確認して、リライトをしたりと修正、改善することができます。
とにかく、まずは、人の感情に働きかけ、想像させ、心を動かすことのできる文章を書くことを自分のルールにして実践を重ねることです。
例えば、 ルールリストを作って、記事を書くときはそれを見ながら書くなど。
そしてPDCA (Plan→Do→Check→Feedback→Action/計画→実践→検証→フィードバック→改善)」を回して行くのです。
いつか、「今しか見れない姿、残しませんか?」のような文章がスラスラと書けるようになることを目指して。
ではでは😌👍🏻。